伊勢神宮の御朱印

 

 伊勢神宮の御朱印

 

伊勢神宮の御朱印 使用されている押印の漢字は書体の一種「篆書体」(てんしょうたい)です。古代の文字で読みづらいですが現在でもパスポートや印章などに利用されています。身近なところでは紙幣のハンコで使用されています。この押印と参拝された日付のみの極めてシンプルなものです。格の違いでしょうか。御祭神名や奉拝の文字もありません。まさにSimple is Best!OkrmO5wwTNzNia_1562891100_1562891108.jpg

  ちなみに千円札には総裁之印と記されています。

 

 

 

伊勢神宮で頂ける御朱印は全7社です。

 

正宮の2社

1、内宮

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内宮之印と記されています 

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内宮、正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)です。皇室の御祖先であり日本人の総氏神、万物をはぐくむ太陽の神である天照大神をお祀りしています。内宮へのお参りがお伊勢参りのハイライトといえます。全国の神社の本宗として仰がれている最高の聖地です。平成30年(2018年)は約560万人が参拝されました。(外宮は約290万人。)始まりは倭姫命が約2000年前に各地を巡行し天照大神がこの風光明媚な地を永住の地と定めたとされます。     

 

〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 電話番号 0596-24-1111  御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)  御朱印の初穂料は300円からです。

 

2、外宮 (内宮から車で約10分)

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外宮之印と記されています。

 

外宮、正式名称は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といいます。天照大神の食事を司る神として天照大神の鎮座の約500年後に丹波の国(現在の京都)からお迎えされたとされています。御祭神は食物の神であり、あらゆる産業の神様と信仰される豊受大御神(とようけのおおみかみ)がご鎮座されています。

 

〒516-0042 三重県伊勢市豊川町279 電話番号 0596-24-1111  御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。

 

 

別宮の5社 

別宮とは正宮の「わけみや」のことです。正宮に次いで尊ばれている宮です。全部で14社あります。その中で御朱印を頂けるのは月夜見宮の外宮の別宮1社とそれ以外は内宮の別宮の4社です。)

 

3、月読宮 (内宮から車で約5分)

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月読宮内宮から約2キロ離れた別宮です。4社殿が一直線上に並びます。御神祭は天照大神の弟である月読尊とその荒御魂、月読尊の父である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)とその妻の伊弉冉尊(いざなみのみこと)をお祀りしています。4つのお宮を代表して月読宮と案内されています。天照大神の家族神を祀る神社で月読尊は月の神様です。外宮の月夜見尊と同じ神様ですが漢字が違います。伊勢神宮では、こちらを「げつどく」さんといい区別しているそうです。

 

〒516-0028 三重県伊勢市中村町742−1 電話番号 0596-24-1111  御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。 

 

4、瀧原宮 (内宮から車で約40分 高速道路利用)

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瀧原宮、清流、宮川の支流にある天照大神の御魂を祀る別宮です。倭姫命が天照大神の鎮座地を求めて巡幸した際にこの地に天照大神を祀り、その後に伊勢に内宮を創建したと云われています。手つかずの樹齢数百年を越える杉が生い茂る参道をまっすぐに歩きます。ここでは御手洗場が清流の川を利用しており自然の中で手口を清めます。歴史、自然が伊勢神宮のルーツを感じるお宮です。なお伊勢から遠く離れた瀧原宮や伊雑宮の別宮のことを「遙宮」(とおのみや)と呼びます。

 

〒519-2703 三重県度会郡大紀町滝原872 電話番号:0598-86-2018 御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。

 

5、伊雑宮 いざわのみや (内宮から車で約20分)

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志摩市にある別宮です。倭姫命が伊勢神宮のお食事を探していた時、田と田畑に囲まれたこの地を見つけて天照大神の御魂をお祀りしたと云われています。農業・漁業の守護神として崇敬され志摩国の一之宮でもあります。海女さんの信仰が厚く毎年6月24日に隣接する御料田で香取神宮・住吉大社と共に日本三大御田祭の一つである御田植式が行われます。別宮になかで唯一神田を持っています。梅雨のお祭りですが不思議と天気は晴れます。社務所の前に不思議な形の楠木があり、その形から「巾着楠」と呼ばれています。また銘酒「沢の鶴」の由来の地でもあります。

 

〒517-0208 三重県志摩市磯部町迫間 上之郷 374 電話番号:0599-55-0038 御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。

 

6、倭姫宮 (内宮から車で約8分)

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倭姫宮伊勢神宮を創建したと云われる第11代垂仁天皇の皇女、倭姫命の功績を讃えるために大正12年(1923年)に創建された新しい別宮です。倭姫宮の周辺には神宮徴古館、農業館、神宮美術館、神宮文庫、倭姫命御陵参考地などなど伊勢神宮ゆかりのスポットが集まっており深く知りたい方はぜひおすすめです。

 

〒516-0014 三重県伊勢市楠部町5 電話番号 0596-24-1111  御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。

 

7、月夜見宮 (内宮から車で約12分、ここは外宮から徒歩5分で行けます。)

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月夜見宮、外宮の北に位置し神路通りで外宮と結ばれています。宮域外にある別宮は月夜見宮のみです。三方をめぐる堀はかつての宮川の支流の名残で、昔はこの一帯が大河原と呼ばれていました。月読宮と同じく月夜見尊と月夜見尊荒御魂を祀ります。境内にある高さ28mにもなる樹齢数百年の楠木が力強さとやさしさを感じます。また社殿の西側の参道奥にも燃えた楠木がありひっそりとお稲荷様が祀られています。

 

〒516-0072 三重県伊勢市宮後1丁目3−19 電話番号 0596-24-1111  御朱印受付時間:午前6時頃から参拝停止時間午後6時まで。(参拝停止時間は5月から8月までは午後7時まで、10月から12月までは午後5時まで)御朱印の初穂料は300円からです。

 

 

以上7社が伊勢神宮で頂ける御朱印です。御朱印帳は伊勢神宮・お神札授与所や内宮の参集殿授与所(朝8時半から夕方4時頃まで)で手に入ります。また神宮会館でも手に入ります。

 

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参集殿授与所には参拝記念品の他、いろいろな御朱印帳もここで受けられます。最近の注目は『奉祝令和』の金色の御朱印帳です。1日限定50冊(1冊2.500円)です。

 

 

 

しかしまだ内宮周辺には歩いて行ける距離に御朱印を頂ける神社があります。

 

 

宇治神社 (内宮から徒歩3分)

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ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも参拝に来ています。

 

宇治神社、伊勢神宮・内宮の宇治橋から徒歩3分の五十鈴川のほとりに鎮座しています。ここは伊勢神宮・内宮の鳥居前町「宇治」をお守りくださる氏神様(産土神)をお祀りしています。ここは合計で25柱の神様を合祀していますが主祭神は大山祇神で山の神です。他には宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)。この名前からか足神さんと親われ病気平癒の祈願、お礼にわらじを奉納する習わしがあります。近年では、スポーツ選手が「足が速くなるように、良い記録が出るように」とお参りされたり伊勢市出身の野口みずきさんがアテネオリンピックの前にお参りし、金メダルを獲得したことでも脚光を浴びました。

 

〒516-0024 伊勢市宇治今在家町172 電話番号 0596-24-9587 社務所は午前9時から12時まで開いてます。(祭典日、祝日以外の木曜日は休み)御朱印の初穂料は300円からです。
 

 

猿田彦神社と佐瑠女神社 (内宮から徒歩12分)

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猿田彦神社の猿に口がありません・・・

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猿田彦神社は天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天界から高千穂(宮崎か鹿児島)に降り立った際に(天孫降臨)地上の世界を案内したの猿田彦大神が主祭神の神社です。物事を良い方向に導いてくれる道開きの神様です。そして境内には猿田彦神社と向き合って鎮座している佐瑠女神社(さるめじんじゃ)があります。ここは天岩戸神話の際に神楽を舞ったことから芸能上達の信仰を集めています。また猿田彦大神の妻ともいわれ縁結び、恋愛成就の祈願も集めています。

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有名人の参拝者も多く南海キャンディーズの山里 亮太さん(山ちゃん)が平成30年にここに参拝し翌年、令和元年に女優の蒼井優さんと電撃結婚されたのはここのご神徳でしょうか。

 

〒516-0026 伊勢市宇治浦田2-1-10 電話番号0596-22-2554 授与所受付時間:午前8時30分から午後5時頃まで。 御朱印の初穂料は猿田彦神社・佐瑠女神社共に300円からです。 

 

 

 現在、御朱印ガールという言葉も生まれ御朱印が大変な人気になってます。週末には伊勢神宮にも御朱印を求める方々の行列を目にし、その長さに驚くこともあります。御朱印をきっかけに伊勢神宮以外のご自身の住まれている神社(氏神様・産土神社)の歴史などを知って頂ければ嬉しいです。神社の歴史は私達の国、日本の歴史でもあります。来年2020年は東京オリンピックの年でもありますが実は日本書記が成立して1300年になります。日本書記には神社に祀られているたくさんの神々の破天荒な話が登場します。日本書記や古事記などの日本神話を読んでみるとさらに神社への理解が深まり、お参りした神社の御朱印のありがたみが増すと思います。

 

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